【沖縄冒険日誌】しままや~

海好きで沖縄に移住した、僕(ニッシー)の冒険の記録。釣りを中心とした「沖縄のアウトドア情報」、「自然・生き物の紹介」、「マニアックな観光情報」を移住者目線で発信していきます!モットーは「一期一会、一魚一会」、「観光あきたら冒険いこう!」。

【沖縄冒険日誌】しままや~

「食欲の秋」里山で秋ならではの食材(キノコ、アケビ、クリ)を探す冒険

こんにちは!島根のニッシーです!

私用でしばらく地元に帰省する関係で、島根での冒険をアップします。

 

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里山の「紅葉(モミジ)」


今回は「食欲の秋」にちなんで、地元の里山で採れる季節ならではの食材を探す冒険です。

 

 

実家の裏山で「キノコ狩り」

 

10月になって、朝晩が冷え込む季節になりました。

この時期に雨が降った翌日は、あちこちでキノコが顔を出します。

僕の実家の裏山には、たくさん天然の美味しいキノコが生えるので、出かけてみることにしました。

 

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裏山に分け入ってキノコを探す

 

実家の畑の横から、山道に分け入って行きます。

蛇対策の「厚手の長靴」「クマ避けの鈴」は必需品。

 

 

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実家の庭の木に残る「熊の爪痕」

 

強い毒を持ったマムシ、ヤマカガシ」といった毒蛇がそこら中にいますし、家の周辺では「クマ」も庭先に出る程身近な存在なのです。

他にも「イノシシ、シカ、キツネ、タヌキ、野ウサギにキジ」など、ちょっとした動物園なみに野生動物が日々出没します(笑)

 

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通い慣れた山道でも油断大敵!

 

僕は小さな頃から、「農作業・キノコ採り」をするおばあちゃんにおんぶされてこの山を歩いていたそうです。

 

ある程度大きくなってからも、棒切れを持って山で遊びまわっていました。

 

 

山に入って早速、美味しいキノコを発見しました!

 

 

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「アワタケ」を発見!

 

 これは、「アワタケ」という食用キノコです。

家の周囲にたくさん自生しているキノコで、僕の大好物です!

 

 

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カサの裏側が網目状になっている

 

ひっくり返して裏側を見ると、網目状の模様があるのが特徴です。

アワタケによく似た毒キノコに「マンジュウタケ」があります。

 

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写真左が食用の「アワタケ」、写真右が有毒の「マンジュウタケ」

 

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写真左が食用の「アワタケ」、写真右が有毒の「マンジュウタケ」

 

「アワタケ」とほとんど変わらない見た目で厄介ですが、毒キノコの「マンジュウタケ」は裏側がスポンジ状になっていることで判断出来ます。

 

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「アワタケ」が大漁!!

 

この後、アワタケを200本近く見つけて採取することが出来ました。

 

 

続いて発見した食用キノコが、こちら。

 

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「ムラサキシメジ」

 

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「ムラサキシメジ」

 

ナメコのようなヌメリ感が特徴の「ムラサキシメジ」です。

 

すぐ横には肥大化した「超巨大ムラサキシメジ」が生えていました。

 

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肥大化した「ムラサキシメジ」

 

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ここまで育ってしまうと、味がイマイチ…

 

もう何日か早く来ていたら食べ頃だったはずで、悔やまれます(泣)

 

 

続いて見つけたキノコは、「ホウキタケ(ネズミタケ)」

 

 

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「ホウキタケ(ネズミタケ)」

 

名前の通り、まるで「ホウキやネズミの足」のような見た目が特徴の美味しいキノコです。

 

さらに少し進んだ先で、「特大サイズのホウキタケ」を見つけてテンションが最高潮になりました!

 

 

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特大サイズの「ホウキタケ(ネズミタケ)」

 

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なかなかの大物サイズ!

 

ホウキタケは、「キノコご飯」にして食べたら最高に美味しいんですよね〜

 

 

背負ったカゴがだいぶ重くなってきたので、そろそろ引き返そうと思っていると嬉しいサプライズが!

 

 

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「ベニタケ」の群生を発見!

 

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「ベニタケ」

 

辺り一面に「ベニタケ」が生えているのを発見したのです‼︎

 

このベニタケも、もちろん美味しいキノコです。

 

 

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「ベニタケ」だけでもかなりの収穫量!

 

最後に100本近く、袋一杯のベニタケを採取し、大満足で山を下りました。

 

 

採取した「キノコ」を美味しく食べる

 

それでは、持ち帰って来たキノコを下処理していきます。

 

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まずはキノコの下処理から

 

 

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膨大な量なので、家族総出で作業をする

 

採取したキノコの土を落とし、包丁を使って虫喰い部分を取り除きます。

 

2時間近くかかって、全てのキノコの下処理が完了!

 

 

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「イッポンシメジ」

 

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「ホウキタケ(ネズミタケ)」

 

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「アワタケ」と「ベニタケ」

 

下処理をしたキノコは、茹でて「塩漬け」にして貯蔵。


塩漬けにしたキノコは数年単位で保存が出来、食べ物が少ない冬を乗り切るための貴重な食糧になります。

 

 

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茹でてから「塩漬け」で保存する

 

キノコの煮物の中で僕が1番好きなのは、「アワタケ」

 

 

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茹で上がった「アワタケ」

 

アワタケは火を通すと紫色になり、ナメコ以上のヌメリが出てとても美味しくなるんです。

 

 

「ホウキタケ」は、キノコご飯にして美味しく頂きました。

 

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「ホウキタケ」入りキノコご飯

 

ホウキタケは歯応えのある食感と、このキノコならではの香りが楽しめて、抜群の旨さでした!

 

以前はうちの裏山にも「マツタケ」があったのですが、松枯れ以降に取れなくなってしまいました。

 

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以前は「マツタケ」も生えていた(写真は頂きもののマツタケ

 

この時期になるとキノコ狩りを楽しんで、ご近所さんにお裾分けするのが我が家の習慣になっています。

 

 

実家の裏庭で「アケビ」採り

 

キノコ採りの帰り道に、裏庭の茂みでアケビを見つけました。

 

 

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たくさん実った「アケビ」を発見!

 

アケビもこの季節ならではの食材で、ツル状の枝先にたくさんの実がつきます。

 

他の木に絡みついて高所に実っていることが多く、小学生の頃はアケビを見つけると「高枝切りばさみ」を持ち出して、実ったアケビをツルごと我先に採っていました。

 

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食べ頃の「アケビ

 

今回発見したアケビは、まだ鳥につつかれておらず、ちょうど「食べ頃」

 

ツルごとノコギリで切って、持ち帰って来ました。

 

 

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持ち帰ってきた「アケビ

 

持ち帰って開いてみると、アケビの中身はこんな感じ。

 

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アケビの可食部分

 

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「可食部分」を取り出すとこんな感じ

 

実の見た目はバナナのようで、味は「柿」のような風味です。

 

 

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実の中身は種がぎっしり

 

中にがぎっしり詰まっているので、注意です。

 

昔によくおやつで食べていた懐かしい味でした。

 

実家の周辺で「栗拾い」

 

最後に、これも秋ならではの楽しみ「栗拾い」

 

実家の周りには栗の木が多く、この時期になるとあちこちで栗拾いが楽しめます。

 

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実家近くにある「栗の木」

 

小学生の頃、下校途中によく栗を拾ってポケットをいっぱいにして帰ってきたのを思い出します。

 

懐かしくなって出かけてみると、今でも変わらずたくさん栗が落ちていました。

 

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大量の「栗」を発見!

 

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イガの中にはぎっしりと「栗」が

 

より大きな栗を求めて、思い当たる場所を探し歩きました。

 

結果、ビッグサイズの栗を見つけることが出来、大満足で帰宅。

 

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食べ応えのある「ビッグサイズな栗」

 

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今回拾ってきた「栗」たち

 

そのまま蒸して食べても美味しいのですが、今回は「栗ご飯」で頂くことにしました。

 

 

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炊き立ての「栗ご飯」

 

シンプルな食べ方ですが、栗がとにかく甘く濃厚な味で抜群に美味しかったです!

 

 

以上、「食欲の秋」ならではの里山の食材の紹介でした。

 

それでは、また!

 

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